さて、「超わかりやすい」なんて大見得を切って始めたこの入門講義。
ふつうキリスト教入門というと、キリスト教の神様とはなにか、ということから説明を始めるわけです。
いわゆる「神論(しんろん)」といわれるものですね。
ただ、「キリスト教の神とは、創造者、絶対者、超越者」という説明を聞いても、面白くないし
「その神様がわたしと、なんの関係があるの」って、なるとおもうのですね。
だからここではいったん、神様から考え始めないで、
人間の避けられない現実から神様について考えるという方向で始めてみます。
考えるきっかけとして、「わたしは死んだらどうなるの」という問を取り上げましょう。
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