くすりは治さなかった

NHKで姜 尚中(カン サンジュン)さんのことをやっていた。
息子さんを自死で失っておられる。最近までそれを知りませんでした。
姜さんが「あれだけたくさんの薬を飲んでも、治らなかった」
「一度自分があの大量の薬を飲んでみようと思ってみたこともある」という言葉に、複雑な思いがした

神経症の薬を、大量に飲ませた精神科医の処方に、問題はなかったのか。

いまさら、そんなことを言ってはいけないとは思うけれども、どうしても心に引っかかってしまう。

少なくとも結果論から言うなら、姜さん息子さんの場合、その大量の投薬が治癒に至らなかった。

なんだか、そのことばかりが、心に引っかかってしょうがない。