サプライズ

shuichifujii2007-10-24

 今日は、市内の5つの教会の合同祈祷会を酒田暁星教会にて。ホルンコンサートを合同ですることをきっかけに始まった祈祷会も今回が最終の6回目。思えば、その地域にある教会が共に集って毎月祈りあうということは、なかなか出来ないこと。互いの違いを乗り越えて、お互いに相手の教会の祝福を祈る、このひとときを、なによりも主が喜んでいて下さるに違いないと思います。自分の立場を絶対化せず、互いの良いところも弱いところも認め合って、同じ主に祈りあえる関係。ああ、なんて麗しいことでしょう。神様の霊、聖霊の働きは、まさにこのような麗しい関係のうちに豊かに働かれるのだと、今日の聖書のメッセージにもありました。感謝。


 特に、牧師先生方とは、折りにふれ、顔を合わせ、話し合い、祈りあってきました。多くの時を共にし、交わりをもってきたからこそ感じることができる、お互いに対する深い心配り。信仰による愛を実感いたします。


 今日の祈祷会の最後で、私は、皆さんのまえに呼び出されました。そして、他の牧師先生方も前にならんでいます。なんだろうと、思いましたが、「おめでとうございます」と、先生方から、出産のお祝いを手渡され、皆さんから祝福の拍手をいただきました。


 予想もしていなかったので、正直、驚きました。その時は、うまく言葉も見つからず、出産の経過と子どもの名前をお伝えして、ただ「ありがとうございます」というばかりでしたが、家に帰ってきて、今、これを書きながら、今頃、ジーンとしています。


 また、今日の朝には、嗣音の幼稚園の園長でもあり牧師のS先生が、あかちゃん布団を持ってきて下さいました。昨日、奥様が作られたのだそうです。驚きました。


 去年の今頃。酒田に、誰一人知り合いのいなかったあの頃。一年後のこの状況を想像できたかなと、ふと思うのです。こんなに酒田の人々に覚えられ、愛されて生まれてきた勇希は、幸せ者です。


 人の思いをはるかに超えた、祝福を与えて下さる主に、心から感謝します。