めんどくさいことこそ

shuichifujii2014-11-15

今日は「のぞみキッズ」の日。1年生3人、4年生2人、6年生3人が集まりました。

チームに分かれていろいろなゲーム。人間知恵の輪は、もりあがりました。

ゲームの後、「靴屋のマルチン」の絵本を読みました。キリスト・イエスさまが、マルチンのところに来てくださるお話です。

12月のクリスマス会の時に、子どもたちみんなで劇ができたらと願って、その「靴屋のマルチン」の劇の台本を、6年生の息子につくってもらいました。

その台本を、今日集まったみんなで読み合わせをしていたときです。

1年生の息子は、主役のマルチンがしたかったのですが、友達とのじゃんけんで負けてしまい、泣きだしてしまったのです。

そして劇の練習のあと、みんなでほかの遊びを始めようとした時も、彼は泣き続けていました。


「みんな、このまま自分たちだけで楽しく遊ぶの。友達が1人泣いているんだけど、どうにかしてくれない」

そういって、わたしはその場からしばらく離れました。彼らは息子をなだめたり、様々な工夫をして、一緒に遊ぼうとします。

でも、一旦泣きだした子と一緒に遊ぶことは、なかなか難しいものです。

そんな難しさを彼らがしばらく味わったころに、わたしは「おやつにしよう」と子どもたちを集めました。

そして「一緒になかよく遊べますように。おやつを感謝します」とお祈り。

その後は、柔らかな雰囲気の中で、一緒におやつを食べて楽しく過ごすことができたのでした。

問題や、めんどくさいことを起こらないようにするよりも、

そんなめんどくさいことも、神さまからのプレゼントなんだから、向き合っていけたらいいね。

そうしたら、どうして、お祈りが大切なのか、頭じゃなくて、体でわかるからね。



(ゲームで集めたカードを、神さまへの感謝の捧げものに入れる子たち)