神の足音を聞く

神を知っている人は、日々の出来事の流れの中で神の足音を聞き、神がすぐ近くにいて助けてくださることを感じ、外面的にはめだたない、ささいな何百もの出来事の中に、祈りに対する神の答えを聞く。しかし、めったにない偶然やびっくりするような出来事、物事の不思議な成行き等についてしか神の答えを見出すことのできない人もいる。信仰にしっかりとした実質が伴い、しかも人々が自らを神に明け渡した時代には奇跡も多くみられたのはこのような理由によるのである。
ウォルター・アイヒロット