希望はいつも心の中に

shuichifujii2008-05-28

 東京のある方から電話。先の見えない苦しみの中、鬱で悩まれています。今日は、ただ苦しみを聴くのみでした。


 おとといには、去年から何度か電話でカウンセリングしてきた青年から久しぶりにメールで連絡がありました。かつては、外に一歩も出れなかった彼も、アルバイトを始め、数ヶ月継続できるまで回復しています。


 メールの中にあった、彼の言葉に励まされました。


「自分を責める時間よりも、神様の愛を喜ぶ時間が増えてきて、本当に感謝しています。こんなに優しくしてもらっているのに、心身共に神様からそっぽを向いてしまう自分が沢山います。それでも、安らかでいられることに感謝したいです。希望はいつも心の中にあると、この苦しみのなかで学べたので、そんな自分を受け入れて行きたいなと思っています。」


「希望はいつも心の中にあると、この苦しみのなかで学べた」

 去年、彼が一番つらかった時期を思い起こせば、この言葉の重みを感じざるをえません。

 どんなに今、先が見えない状態であっても、希望はなくならないんですね。


主が共にさえいてくださるのなら。


「そればかりでなく、苦難をも誇りとします。わたしたちは知っているのです、苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。
希望はわたしたちを欺くことがありません。わたしたちに与えられた聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからです。」(新約聖書ローマの信徒への手紙5章3節〜5節)