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頑張っても空回り。
漁に出て何も取れず、失意の中にいた主イエスの弟子たちに、
復活の主イエスは
「舟の右側に網を打ちなさい。そうすればとれるはずだ」
と言われました。
心の耳が開き、主イエスの声を聞くことができた弟子たちは、
その通りに網をうち、豊かな実りを体験したのでした。
主イエスの声を聞かなければ、
いくら頑張っても、努力しても、
疲れるだけで実らない。
むしろ、忙しく立ち回り、自分の思いを実現しようと、
頑張りつづける心の状態では、
主イエスの細い御声は、聞こえてこない。
やり続けていることを、いったんやめること。
静まる時間、黙想する時間を十分にとること。
自分自身の本心を見つめ、心の声を聞いてあげること。
すべての出来事と出会いの中に、神さまの愛の意図を探り求めつつ、感謝すること。
主イエスの声を聞くための、修練が必要とされています。
「主イエスの用意した食事に与る」(2018年4月15日花小金井キリスト教会主日礼拝メッセージ)
今日は、久しぶりの雨となりました。
雨の中、教会を訪れる人々を、白いハナミズキの花が、出迎えてくれています。
晴れているときには、真っ黒いアゲハチョウが、白いハナミズキの花の蜜を吸う姿が見られることもあって、
なんだか、この花の咲く季節は、まるで天国のような・・・いったことはありませんけど、そういう美しさに触れて、心が温かくなります。
つい、目の前の問題。やらねばならないことに追われる日々の中、
心の余裕を失って、神さまが見せてくださっている、美しさに、気づかずに生きてしまいやすいものですが、
この美しい世界を造られた主は、わたしたちを愛して、さまざまなことを通して、日々、わたしたちを喜ばせて下さっているのでしょう。
そのことに、気づけないまま、見えないままに、時が過ぎてしまわないように、
心の目と耳が開かれるようにと、今日もわたしたちは、この場所に集っています。
続きを読む酒田開拓伝道の記念誌
東北地方連合の「酒田開拓伝道」の記念誌ができました。
母教会の山形キリスト教会の歴代牧師の方々
、
歴代東北地方連合会長、開拓伝道委員の方々
歴代祷援会会長、関係者の方々
伝道所牧師夫妻の言葉などが綴られ、
資料として沿革や当時の様々な写真が掲載されています。
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安全なところで、なにもしないままに、
口先で伝道について語る、「評論家」の多い中、
非常に状況の厳しい不毛の地に、
実際に出かけて行って、
ただ愚直に福音の種を蒔くことを実践した人々と、
その人々を支え、祈り、共にあろうとした人々の
その宣教の愚かさと尊さ、
主に従う道の喜びと厳しさの
実体験からしか聞くことのできない一言一言が詰まっています。
その短い一言、の意味と価値は、
きっと分かる人だけが、わかることでしょう。
ご希望の方にはお送りします。